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シンドラーのリスト

Posted by Tommy on 12.2011 未分類   0 comments   0 trackback

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(2004/04/23)
リーアム・ニーソン、ベン・キングズレー 他

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『シンドラーのリスト』

原題:SCHINDLER'S LIST
製作年度:1993年
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:リーアム・ニーソン、ベン・キングズレー、レイフ・ファインズ、 キャロライン・グッドオール、エンベス・デイヴィッツ


はっきり言って、スピルバーグの映画製作の技術は突っ込み様が無い。彼の大衆娯楽作品があれだけヒットするのも、彼の天才的な技術力があってのことだ。彼の映画を批判する人も多いが、技術に関しては文字通り「天才」だと思う。

この作品でもそう。何気なく観てるが、他の映画では見られない超絶技巧な映像だ。影や小物を効果的に使った演出も素晴らしいし、映画全体の構図も完璧に近い。

そして、リーアム・ニーソンは勿論、ベン・キングスレーとレイフ・ファインズの演技を見てると、スピルバーグ監督の配役センスは完璧としか言いようが無い。キングスレー演じる会計士とシンドラーとの交流は、お互いの性格を上手く描写するシーンで、見ものだと思う。ファインズはこの映画で狂気の部分を代表するような役柄で、ユダヤ人に対し自ら簡単に大量殺人を行なう男を憑かれたように演じきる。その狂気が凄絶でありつつもどこか痛々しく感じられるのは、数々の演技賞受賞もうなずける演技力の他に、彼の繊細な美貌もあってのことだろう。

だが、批判を覚悟で書くと、本当にこれらの出来事が事実なのか?という何故か素直に受け入れられない違和感も感じてしまう。仮に、この内容に一つでも史実と違う事があったとしたら、この暗黒の歴史の犠牲者を冒涜するに等しいことにもなるだろう。この映画の内容全てを「歴史の真実」と思ってる人も多いみたいだし・・・・ 

こんな違和感を感じるのは、スピルバーグの本来持つ資質と余りにもかけ離れた題材である為だ。観終わってみれば、確かにこれはただの一本の映画であって、(ひょっとしたら、)作り話に過ぎないのかもしれない。シンドラーという人が実在したかも正直良く分らない。

率直に言って、ナチスの残虐さや、迫害されるユダヤ人の描写については取り立てて何の新鮮味も感じられないが、シャープでコントラストが強めのモノクロームの画面には、これまでのスピルバーグの画づくりとは違った力強い緊迫感が漲っており、3時間余りを一気に見せて飽きさせない力は確かにある。が、それでも違和感は拭えない。

こんな感じ方をするのは僕だけかもしれないが、この手の映画は変に作り込まれた部分があってはいけないと思う。物語の盛り上げの為に、悲惨なシーンを連続させてないか・・・そんな意図が背後にあるのなら、オスカー狙いと批判されるのも仕方ない。本来なら、素直に感動出来る作品に、こんな穿った考えを持つ自分という人間が、時々本当に嫌になってしまう。
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Tommy

Author:Tommy
永遠の趣味である映画に対して、変わらぬ情熱を持つTommyです。

独自の視点で映画を語ることが大好きで、いろんな意見交換をしたいとも思っています。スタイリッシュな映画監督の作品は好きで、自分の世界を確立している人の作品にはいつでもハッとさせられます。自分自身も独自の世界を築いて行きたいです。

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