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Posted by Tommy on 07.2011 未分類   0 comments   0 trackback

ユージュアル・サスペクツ [DVD]ユージュアル・サスペクツ [DVD]
(2006/09/08)
スティーヴン・ボールドウィン、ケヴィン・スペイシー 他

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『ユージュアル・サスペクツ』

原題:THE USUAL SUSPECTS
製作年度: 1995年
監督:ブライアン・シンガー
脚本:クリストファー・マッカリー
出演:スティーヴン・ボールドウィン、ガブリエル・バーン、チャズ・パルミンテリ、ケヴィン・ポラック、ケヴィン・スペイシー、ベニチオ・デル・トロ


この映画ほどストーリーを文章化する事の無意味さを感じるものはない。複雑に込み入ってるはずの構成がいとも容易に頭に入るのは、とにもかくにも異常なまでに脚本が達者な事に尽きる。パズルの最後の断片が綺麗に埋まる事の快感と例えれば良いだろうか。

だが、この映画はそれがパズルであった事も忘れさせてくれる力を持っている。この隙のない仕事が、まだ新人と呼んでもいいキャリアの二人組(監督シンガー&脚本マッカリー)から生まれた事には驚嘆せざるをえない。

怪しい人物をわざわざご丁寧に怪しく描き、画面の隅々にまで伏線が仕掛けられ、カメラワークのひとつを取っても無駄なシーンはワンシーンも無い。自称映画通の浅はかな読みをアッサリ見抜き、作り手が仕掛けた何個もあるトラップに一つ一つ沈められていく。気がつくと、スピーディにストーリーに身をゆだねる羽目になり、パニック気味になって来る。そして最後の最後に全貌が明らかになり愕然とするのだ。

とにかく脚本が念入りに作られていて、ストーリー構成に非の打ち所がない。というか、どこに打ったらいいのか分らない、と言った方が正しい。未だに謎を残し、あれは何だったんだろうと考えを巡らせられるから。今思うと、サスペンス映画を観なれている人の方がダマされる映画なのかもしれない。

バーン、スペイシーを筆頭に、役者も揃っており、男優たちは皆良い面構えをしている。悪徳警官のガブリエル・バーンは渋く押さえた演技でズシッとした存在感を主張し、切れた強盗役のベニチオ・デル・トロは出番は多く無いが強烈な印象を残す。それがこの作品を一見で終わらせない魅力にもなっている。特に弱々しい障害者が一瞬にして、かっこよく見えるラストのケビン・スペイシーは何度見ても凄い。

ラストでは映画の全ての謎が明らかになっていなければ気が済まない人とか、渦中の謎の人物については途中で察しがつくので、ラストまで犯人探しを楽しみたいという人には不向きかもしれない。コレは純粋に演出の妙を楽しむ映画だからだ。その事を忘れてはならない。
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Tommy

Author:Tommy
永遠の趣味である映画に対して、変わらぬ情熱を持つTommyです。

独自の視点で映画を語ることが大好きで、いろんな意見交換をしたいとも思っています。スタイリッシュな映画監督の作品は好きで、自分の世界を確立している人の作品にはいつでもハッとさせられます。自分自身も独自の世界を築いて行きたいです。

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